赤面症の治し方とは?
赤面症を治す方法・・・以前、自分が苦しんでいた頃はそんな方法はないと諦めていました。これはもう治らないものだと思っていました。
だから、自分が恥ずかしい思いをするような場面や緊張する場面、人が集まる場所・・・そんなものから逃げて、逃げて、逃げてきました・・。。
だけど、社会人として生活してゆく中でそんな場面はたくさんやってきます・・。。
それでも逃げようとする自分が情けなく、だけど、どうしていいかわからなかったのです。
だけど、そんなことを続けてきて、もう嫌になったんです。逃げることにも、そんな自分自身にも。
そして、私は赤面症の原因とは?人前や人と話すと顔が赤くなるのは何故?やプロフィールのところでも書かせていただきましたが、この悩みと正面から向き合う決心をしました。
逃げるのも怖がるのも、もう疲れたし、もう赤面症に怯えるのはやめたいと思いました。
今、大勢の人前でもスピーチができるまでになりました。
あの時、決心してよかったのだと今はそう思えます。このページではここまで来るまでに私がやってきたことなどを中心に書かせていただきたいと思います。
原因を知って、認めるところから
赤面症の原因とは?人前や人と話すと顔が赤くなるのは何故?でも書かせていただきましたが、赤面症を治すには赤面症の原因や仕組みを知る必要があると思います。
それについては赤面症の原因とは?人前や人と話すと顔が赤くなるのは何故?で書かせていただいたので、ここでは簡単にご紹介しますが、顔が赤くなるというのは1つの生理現象です。
赤面症というのは病気ではありません。
顔が赤くなるのは病気ではなくて生理現象なのです。
ただ、個人差があります。ひどく赤くなる人もいれば、赤くならない人もいます。
ちょうどビールを飲んでも顔が赤くなる人もいれば、赤くならない人もいるように。だけど、顔が赤くなる人は何か病気があるわけではなくて。
人はどんな人であっても緊張します。
そして、人は緊張するとそれが体に何かしらの形で出るようにできてます。例えば、緊張すると、心臓がドキドキする・・・これは心臓がどこかおかしくなってしまったからではありません。
緊張したことで起こる生理現象が、心臓がドキドキする・・・ということなのです。
恥ずかしいと思った時にも、それが何かしら体に出てくるようにできています。例えば、汗をたくさんかいたりする。これも、何か体が病気になったからではありません。
それも恥ずかしいと思った時に体に出る生理現象の1つで、それは体が悪いわけでもなんでもありません。
では顔が赤くなるということについてはどうでしょうか?
病気でしょうか?
いいえ。病気ではありません。これも生理現象の1つです。
恥ずかしいなと思ったり、自分に注目が集まって緊張したりすることは実は誰にでもあることです。
ただ、その刺激に対して、顔が赤くなりやすい人とそうでない人がいるだけで、実はみんなが同じように緊張したりします。
実際に誰かに恥ずかしい思いはしたことある?と聞いてみてください。恐らく全員があると答えるでしょう。
恥ずかしくて隠れたくなったこともあるはずです。不安や緊張で逃げたくなることもあるでしょうし、異性に話しかける時は頭に血が上った経験もあるはずです。
勿論、そうなっても顔に出ない人は他から見ればわからないかも知れないですね。だから、自分だけ緊張していると思ってしまいがち、です。
でも実際は、顔が赤くならない人でも、汗をかいていたり、手が震えていたり、足が震えていたり、うまく言葉が出てこなかったりと、それぞれ症状は出ているのです。
赤面症の方は顔が赤くなるという症状が出ているだけで、そこに至るまでの過程というか、緊張したり、不安になったり、恥ずかしいと思ったりといったことは実は他の人となんら変わりはありません。
本当の問題は顔が赤くなることではありません。
本当の問題は顔が赤くなることを恥ずかしいことだと思うことです。その思いが余計体を緊張させ、顔が必要以上に赤くなってしまいます。
赤面症を克服した人は、顔が赤くならなくなったわけではありません。
ただ、顔が赤くなる機会が大きく減っただけ、顔が一度赤くなっても、さらに赤くなるということがなくなっていっただけ、です。
顔が赤くなること、それも自分なんだと認めることができるかどうかが、私は赤面症を治すための第一歩だと思います。
自分を隠さない、すると、赤面することが減ってゆく
先程、赤面症を克服した人は顔が赤くなる機会が減った、赤くなっても、さらに赤くなったりすることがなくなっていった、と書かせていただきました。
そのためにできることが自分を隠さないということだと思います。
これは赤面症の原因とは?人前や人と話すと顔が赤くなるのは何故?の最後でも書きましたが、自分に自信を持つということが赤面症を治すためにはとても大事なことだと思います。
ここでいう自信は、誰かよりも勝っているとか、優れているとかではなくて、自分を信じることができるかどうかが大事になってきます。
自分を信じるためには、自分を偽らないこと、自分をさらけだしてしまうことだと私は思っています。
自信の話の続きは赤面症の原因とは?人前や人と話すと顔が赤くなるのは何故?の最後に書いてありますので、そちらを参照ください。
ただ、いずれにしても自分のいいところだけではなく、隠したいようなところも、例えば、顔が赤くなってしまいやすい、という自分も含めて、等身大の自分を認めてしまいます。
すると隠すものがなくなり、そのままの自分が残ります。そうやって自分の弱いところも隠さず、偽らずにいようとすると、これが魔法のようなのですが、あまり緊張したり、恥ずかしいと思ったりすることが減ってゆきます。
すると、赤面する機会も減ってゆきます。
「他人にどう思われるか」と「自意識過剰になってしまうこと」
「他人にどう思われるか?」ということと「自意識過剰になってしまうこと」は赤面症に深く関係していることだと思います。
どう思われるかなと思ってしまうと、赤面してしまうものだと思います。
自分に注目が集まってしまうと赤面してしまいますという人もいると思います。これもどう思われているかが気になってしまい、その気持ちが恥ずかしさであったり、緊張へと変わってゆきます。
自分がどう思われているだろうと思うことは、自分に意識がいっているわけですから、それは自意識過剰になってしまっているということでもあります。
自意識過剰になると、赤面しやすくなります。
そのため、まずは他人にどう思われるかと思うことを何とかしてゆく必要があります。
そのために何をしたらいいかということになりますが、まず、他人にどう思われるかを気にすることがどういうことかを考えてみるのも一つの方法だと思います。
ここに100人の人がいるとします。
その人達にあなたが面白いと思っているテレビドラマを見せたとします。この100人の人達はそのテレビドラマをどう思うだろうか、と考えてみてください。
100人の人達はどう思うでしょう?
それは自分が他人にどう思われるか?と考えることと似ていますね。
さて、答えは出たでしょうか?
答えは、
1つの答えにはならない。みんな意見が違っているから。
です。
外国人100人だったと過程するとわかりやすいでしょうか?
文化も違う、価値観も全く違う海外の方々100人にどう思われるか?と考えてみても恐らく答えはでないと思います。
実はこれは、同じ日本人であっても同じことが言えます。同じ日本人だけど、実はみんな育ってきた環境も違うし、価値観も違います。
だから、どう思われるか?と考えても答えは出ません。傾向みたいなものはわかるかも知れません、6割位はいいと言ってくれるだろう、とか。
だけど、あの人にどう思われるだろうかと考えてみても恐らく答えはでません。
あの人はこういってくれるだろう、と思える相手もいるでしょう。そういう人は自分がよく知っている人であったり、信頼関係がしっかりと築けている人でしょうか。
こういうどう思うか予測できる相手には、恐らく赤面することは少ないかも知れないですね。
赤面してしまう相手は、どう思っているかがわからない相手の場合が多いと思います。
つまり、相手がどう思うかわからないのに、そのわからないことを考えているから、それが緊張へとつながってゆくのかも知れないですね。
少し話を整理しましょう。
人にどう思われるかと思うと、それが自意識過剰な状態につながり、それが緊張や恥ずかしさに変わって、赤面する。
そんな流れです。
ところが、他人がどう思うかは「わからない」ことで、その「わからない」ことを考えるから緊張したり恥ずかしいと思ってしまうのでしたね。
他人にどう思われるか?と思うことは、本当は「わからない」ことをあれこれと自分で想像して悩み続けることと似ています。
人はみんな価値観が違うので、ある人がいいと言っても、ある人はそれはダメだと言うこともあります。
人は色々なことを思う、のですね。
そう考えたら、他人にどう思われるかと考えることがあまり意味がないことなのかなと、思えてきますか?
もし、今のところを繰り返し読んでいただいて、そう思えてきたとしたら、「他人にどう思われるか」と気にして「自意識過剰な状態」になる機会も減ってゆくと思います。
それがイコール、赤面する機会も減ってゆくことにつながると思います。
そもそも何故人にどう思われるのかが気になるの?
じゃあ、そもそも何故他人にどう思われるのかが気になるのでしょうか??
よかったら、少し考えてみてください。
答えは出ましたか?
それは自分で自分のことをよく思っていないからです。
「赤面する自分は恥ずかしい」、そう思っていたとします。すると、他人にどう思われるかが気になります。自分で自分のことをよく思っていないと、他人にもそう思われているのではないかと気になるのです。
じゃあ、反対に「ちょっと位、顔が赤くなる自分でもいいや」とそう思っていたとします。すると、他人に(赤面している自分を)どう思われるかはあまり気にならなくなります。
自分で自分のことをそのままでいいやと思っていると、他人にどう思われるかがあまり大事なことではなくなってくるのです。
自分最高~!と思う必要はないです・・。。だけど、どんな自分であっても自分は自分、自分でいいと思うこと、そして、そう思うことを習慣にすること。
そうすれば、他人がどう思うかは気にならなくなります。大切なのは、あなたがあなた自身をどう思っているかです。
自分で自分のことをよく思わないことを続けていると赤面症は治りません。
だけど、そういうところを少しづつ変えてゆくと、赤面症はどんどんよくなります。
ここまで私なりの赤面症の治し方を書いてきました。私自身は冒頭でも書かせていただきましたが、ある時に赤面症と正面から向き合おうと思って、こういったことに気づくことができました。
大事なことはどんなことでも自分がこれだと信じたことを実践し続けてみることだと思います。それは、ここで書かせていただいたことに限らず。
何をどう実践するかということについてはまた別のページで書かせていただきますのでよかったら参考にしてください。
▼赤面症を治した人達が実践した方法
多くの方が赤面症を治した方法です。一度ご覧になってみてください。