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自意識過剰になると赤面する

自分への意識が強くなりすぎてしまうと赤面してしまう、そんなことはないでしょうか?

自分への意識が強くなりすぎてしまう、つまり、自意識過剰になってしまうわけですが、今回はそんな自意識過剰になってしまった時の対策、または、自意識過剰にならないようにすることで赤面しないようにする方法について見てみましょう。

一歩下がって見てみる

自意識過剰になってしまう自分を変えるには、自分から少し離れて客観的に自分を見ようとすることも良い方法です。

ただ、自分から離れて自分を客観的に見るのは難しいことでもあります。

そこで、1つの方法としては、自分ではなく、他人を自分だと思って見てみることです。

具体的には人を観察すること、です。人を観察するといっても歩いている人達をジロジロ見るわけにもいきませんが、少し離れた場所から街を歩く人を観察してみてください。

そうやって街行く人をよく観察してみてください。
練習だと思って観察を続けます。

さて、そうやってまず人を観察することを練習としてやってみたら、今度は自分自身を少し客観的に見てみましょう。

先程の人を観察していたようにして、自分自身を見るようにしてみます。

特に自意識過剰になってしまったシチュエーションを思い出して、その時の自分を人を観察する時の同じような視点で客観的に見てみます。

客観的に自分を見ようとしてみると、そんなに恥ずかしいと思うことじゃないんじゃないか、人はそこまで思っていないんじゃないか、とか、顔が赤くなったとしても相手は自分が思っていたようなことは思っていないんじゃないか?

そんな風に思えてくるかも知れません。

人から見られていると思って自意識過剰になった時は、必ず主観的になっているものです。

反対に言うと、主観的にならなければ、自意識過剰にはなれないものです。

そうやって客観的に自分を見る訓練をしてゆくと、恥ずかしいとか、情けないとか、そういった主観的な感情を上手にコントロールできるようになります。

自分がいいと思う自分でいること

これまで、注目されると赤くなるでも説明してきましたが、人は色々なことを思うものです。

ある人はいいと思うことでも、ある人はそれはダメだと言うこともある。

だから、それはダメだと言った人に認めてもらいたくて、頑張って自分を変えたとしましょう。そしたら、その人はいいねと言ってくれるかも知れませんね。

だけど、今度は違う人がそんな自分をダメだと言うかも知れません。

人の感じ方というのはそれだけの違いがあります。

自意識過剰になっている時は必ず、人を意識している時です。誰もいない、自分しかいない世界だったら、自意識過剰になることもないでしょう。

人を意識している時というのは、人にどう思われるかが気になっている時でもあるかも知れませんね。

だけど、先ほどの話に戻りますが、人は色々なことを思うわけです。ある人はいいと言い、ある人はダメだと言う。

また、人は気まぐれです。

あの時はいいと言っていたのに、今になってダメだと言うようになった。または、全く評価していなかったのに、後になって絶賛するようになる、そんなこともあります。

例えば、オランダ出身の画家、ゴッホがいます。

ゴッホは生前、殆ど評価されることのなかった画家です。

ところが現代ではどうでしょう、ゴッホが描いた絵が100億円以上にもなったこともあります。

人がどう思うかは、その時々によっても全く変わってしまう、のです。

じゃあ、どうしたらいいでしょう。誰を信じたらいいのでしょう、誰がいいと思ってくれる自分になればいいのでしょう?

人がどう思うかはわからないもの、人によって違うもの、時によって変わってしまうもの、だとしたら?

そう考えたら、誰かにどう思われるかはあまり意味のないことに思えてきませんか?

もっと大事なのは、自分がいいと思う自分でいることかも知れないですね。

そして、自分がこれでいいと思う自分でいようとすると、少しづつ、どう思われるだろうかということが気にならなくなってゆきます。

他人によく思われる自分ではなくて、自分でこれでいいと思える自分を目指していると、他人にどう思われるかはそれほど重要なことではなくなってゆくのです。

そしてそれが自意識過剰な自分を変えてゆく方法だと思います。

赤面症を治した人達が実践した方法
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