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女性や男性など異性の前や好きな人の前で顔が赤くなる

好きな女の子や男の子の前で赤面した経験はありませんか?

恐らく殆どの人が経験あると思います。でも赤面症の人にとっては、そんな気軽な話ではありません。

悩んでも悩んでも答えが見つからない問題なのです。

だから、いつまで経っても異性と話ができなかったり、勇気を振り絞ってみても、うまく話せなかったり。それで、自分はなんて駄目なんだろうと思ってしまう。

だけど、赤面症を治した人もいます。私自身もその一人です。

今回は異性の前で赤面してしまうということについて、また、そんな時に赤面しないための方法について見てゆきましょう。

異性の前で赤面することについて

これは赤面症の原因でも詳しくご紹介しましたが、赤面するということは生理現象の1つです。

緊張すると心臓がドキドキすることがあると思います。これも同じ生理現象の1つです。

ただ、赤面の場合は個人差があります。顔が赤くなりやすい体質の人とそうでない人がいます。

だけど、異性の前ではどちらの人も緊張したり、時には恥ずかしいなと思ったり、自分をうまく出せなかったりはしているものです。

そういう意味では何も違いはありません。

だから、異性の前で緊張したりするのは自分だけではないと、そう思っていてください。それは何もおかしなことではありません。何も悪いことなどないのです。

ただ、緊張し過ぎてしまうと、顔がどんどん赤くなったり、全く話せなくなったりすることもあると思います。

それは防ぐことができます。そのための方法についてこのページでは見てゆきたいと思います。

ただ、その前に1つ言えることは、顔が赤くなることは悪いことじゃないと、赤面症を治した人は誰もがそう思えたから、赤面症を克服したのだと思います。

赤面することに対する考え方を変えることは、その位大切なことだと思います。

何故異性の前だと緊張するのか?

異性の前になると突然緊張することってあります。同性の場合はそこまで緊張しないかも知れません。

友達と会うのは緊張しないのに、何故、異性と話したり、好きな人と話そうとしたり目が合うと緊張したりするのでしょう?

それはこんなことを考えると分かります。

友達と話す時は何を考えていますか?恐らく、話す内容を考えたり、相手が何を言っているかを考えたりするでしょう。

でも異性の前だったり、好きな人の前ではどうでしょう?

相手にどう思われるだろうか?自分は変だと思われているのではないか?相手はどう思っているんだろうか?

例えば、そんなことを考えているでしょうか。

この2つの違いが緊張するかしないかの差です
これについては少し後に詳しくご説明しますね。

顔が赤くなっている人を相手はどう思っているか?

さて、その前に顔が赤くなっている人を相手の人(女性・男性など異性)が見てどう思うでしょうか?

本人としては、恥ずかしい気持ちですから、相手は変な人だと思っているとか、情けないとか、格好悪いとか、そういうことを考えているのではないかと思ってしまいます。

しかし、殆どの場合、そう考えているのは本人だけです

相手はそんなことは考えていません。多くの人は顔が赤くなっている人を見ると、まじめな人なんだろうな、誠実な人なんだろうな、嘘がつけない人なんだろうな、といったことを考えます。

多くの場合、赤面することで相手にはプラスの印象を残すことの方が多いです

でも赤面している本人はそのようには考えていないのです。その考え方から抜け出すためには他の人を見てみたり、自分を客観的に見てみることです。

恥ずかしそうにしている人を観察してみてください。情けない人のように見えるでしょうか?格好悪いでしょうか?

いいえ。そんなことはありません。

気にしているのは本人だけなのです。そこに少しだけでも気づくと、赤面症を治すことに一歩近づくと思います。

相手のことを考えてみる

さて、ここからは具体的な話、対策になります。

異性や好きな人の前で赤面しない方法は、まず、冒頭でお話したように赤面することそのものの考え方を変えることです。

赤面する(自分)は恥ずかしい。

そう思っている限り赤面症は治りません。これは断言できます。

友達と話す時は緊張しないのに、異性と話す時は緊張する。というお話を先ほどしましたね。

この違いがわかると、異性や好きな人の前で赤面しなくなってゆきます。

繰り返しになりますが、友達と話す時は何を考えていますか?恐らく、(相手が)話す内容を考えたり、相手が何を言っているかを考えていたり、そんな感じでしょうか。

異性と話す時は、(自分が)どう思われるだろうか?自分は変だと思われているのではないか?相手はどう思っているんだろうか?そんな感じでしょうか。

違いは何ですか?

友達と話す時は相手が話すこと、相手が言っていること、相手に伝えたいこと、など、相手のことを考えているのに対して、異性と話す時は?

相手に自分がどう思われているか?ということを考えることはないでしょうか?

これを変えると、異性の前でも緊張することはあっても、緊張し過ぎたり、赤面することはあっても、どんどん顔が赤くなったり、赤面し過ぎたりすることが減ってゆきます。

具体的には、自分がどう思われているか?は考えず、代わりに、相手の人はどんなことが好きなのだろうか?どんな話をしたいのかな?どんな話をしたら喜んでくれるかな?と考えてみることです。

そこに自分がどうのこうの、は入っていません。友達の時と少し似ていますね。

だから、余計な緊張はしなくて済みます。

こうやって相手のことを考えることは思わぬ利点があります。
それは、人は自分のことを考えてくれる人には好意を持ちやすいということです。

逆に自分をどう見せるか?ということを考えていると赤面しやすくなります。

異性と話す時、または好きな人と話す時に赤面しないためのポイントは自分より相手に意識を向けることです。

赤面症を治した人達が実践した方法
多くの方が赤面症を治した方法です。一度ご覧になってみてください。