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人と話すと顔が赤くなる、赤面する

人と話す時に顔が赤くなってしまったり、赤面するというのも赤面症の特徴の1つです。

ここまで赤面症とは?でも見てきましたが、赤面症は病気ではありません。赤面することも病気ではありません。

赤面するのは生理現象の1つです。ただ、あることをきっかけに顔がもっと赤くなってしまうことがあります。

人と話す時、会話する時に顔が赤くなっても、それを苦にしなければ、それは赤面症ではないと思います。

赤面症とは、顔が赤くなることを苦にして、顔が赤くなるような場面を避けることで日常生活に支障が出てしまうことだと私は思っています。

今回は人を話すと顔が赤くなる、赤面することを苦にしている場合に、どうやったら、その悩みを克服できるのかということ、顔が赤くならないためにできることについて見てゆきましょう。

話す時に赤面せずに済む相手もいるのは何故?

人と話す時に赤面するという人でも、誰が相手でも赤面するかというとそうではないと思います。

例えば、自分の母親相手に話す時、赤面するかというとそうではないかも知れません。例えば、気心知れた仲間と話す時は、赤面しないですむかも知れません。

また、相手が同じであっても、話す内容によっても赤面することもあれば、そうでないこともありますね。

何故、家族や仲間と話す時は平気なのに、それ以外の人だと赤面してしまうのか?また、会話の内容によって赤面してしまうのは何故なのか?

それがわかれば、人と話す時に赤面しないですむかも知れません。

仲間や家族相手に赤面しないのは何故でしょう?

一緒に考えてみてください。

どうですか?

答えは出たでしょうか?

仲間や家族相手に赤面しないのは、相手が何を考えているかが理解できるからです

だから、余計なことを考える必要がなくなります。「どう思われているだろうか?」、なんて考える必要はありません。

だから、赤面しないで済むのです。

先程、よく知っている相手であっても、会話の内容によっては赤面することもあると書きましたが、その理由はその会話の内容、自分が話そうとすることが、「どう思われるかわからない」から、赤面するのです。

何を考えているんだろう?をやめてみる

一方、例えば、あまり親しくない人と話す時は相手が何を考えているかが分かりません。

自分が好きになった異性などもそうかも知れないですね。相手のことが好きだけど、相手のことを仲間のようによくわかっていません。

そういった相手には自分で勝手に想像してしまうことがあるかも知れないですね。

この人は今私が言ったことをどう思っただろうか?変な人だと思っているんじゃないだろうか?と。

そう考えてしまうと、相手にどう思われたかを考えると、注目されると赤くなるでもご紹介したように人は緊張しやすくなり、それが赤面することへとつながってゆきます。

そうならないために、赤面しないために大切なのが、相手が何を考えているのだろうか?と想像することをやめることです

よく思われなくていい

相手が何を考えているかをやめたら、今度は自分をよく見せようとすることもやめてしまうことです

勿論、わざと格好をつけようとか、よく評価してもらおうと意識的にしている人は殆どいないと思います。

でも心の中でどこかに、「よく思われたい」、そういう気持ちが潜んでいると、人前で緊張しやすくなります。

「よく思われたい」「よく思ってほしい」という気持ちが心のどこかに潜んでいると、自分をどう思われるかが不安になります。

それが赤面する原因になってしまいます。

ところが、いっそのことよく思われなくていいやと諦めてしまうと、人前でも人と会話する時もなぜかそれほど緊張せずにすむようになります。

勿論ですが、人と会話する時、特にあまり知らない人と話す時は誰もが緊張するものです。だけど、そうやって、「よく思われたい」気持ちを諦めると、緊張し過ぎたり、顔がどんどん赤くなったりすることもなくなってゆきます。

自分がするべきことに集中する

例えば、知らない人と話す時、会う時などは、自分がやるべきことに集中することがポイントだと思います。

伝えるべきことであったり、聞きたいことに意識を向けること。

どう思われるかに意識を向けると緊張しますが、やるべきことに意識を向けるとそれほど緊張しなくて済むようになります。

人と話す時に赤面してしまう、という時はそうやって、「意識をどこに向けるのか?」と自分に問いかけてみることも良い方法です。

人にどう思われるだろうかと考えることは良いことでもあると思います。

ただ、それが過剰になり過ぎると緊張し過ぎてしまったり、赤面し過ぎてしまったりします。

それを苦にして色々なことを避けるようになってしまうと、本来は楽しめるはずのものまで楽しめなくなってしまうことがあります。

そんな時はこのページを思い出していただけたらと思います。

赤面症を治した人達が実践した方法
多くの方が赤面症を治した方法です。一度ご覧になってみてください。